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内省ワーク

2015.11.01 Sun

9月からのマイスタイルは、講座、研修ラッシュです。

起業講座は、6コース。
研修は3コース。
それ以外にも走っているプロジェクトが複数あるので、小さなマイスタイルでは、メンバーみんなが全力投球です。
なのですが、残業なしで休日もちゃんと取るバランスを大切にしています。

マイスタイルの起業講座は、内省ワークを最初に丁寧に行います。
起業ノウハウのその前に、なぜ起業?ということを、自分と向き合いながら静かに考えたり、互いに語り合ったりします。
起業に一歩踏み出す前の土台をつくるプロセスです。

そこでは、いろいろな感情と出会います。
「怒り」の感情を持つ人も多くいます。

今の社会の中で、自分の身近なところで、経験する納得のいかないこと、どうにかしたいと思う気持ち。
それらに「私は、怒っているのだとわかった」と表現します。

コミュニティビジネスを志向する根っこには、こうした気持ちがあることが多いのだと思います。
私の根っこにもあります。

ほっとけない現実。
それを、外の何かのせいにするのではなく、怒りをエネルギーに変えて、小さくても自分で取り組めるチャレンジに踏み出すのがコミュニティビジネのスタートです。

やわらかく強く、夢とそろばんの両輪で、あたたかな風を吹かす。

マイスタイルも、マイスタイルらしい風を吹かせて、一緒に進んでいきたいと思います。

テーマ:習い事♪ - ジャンル:ライフ

講座がゴールではない

2015.10.27 Tue

おはようございます。
本日は、女性のための創業セミナー第3回です。
本日から本格的にビジネスモデルを描きます。

同様なテーマで、これまで何度も講座を実施していますが、対象の方によって、また、時流の変化によって、毎回、プログラムや資料を見直しています。
新規で作るのと同じくらいの時間をかけていますが、そのプロセスで、私も学び続けています。
学び続けられるのは、楽しいことですね。

マイスタイルの講座の特徴は、事例紹介のゲスト以外は、講師を内製化していることです。
講座がゴールではなくて、そのあとの実践が目的だからです。

内製化によって、講座後の実践のサポートにも一貫して取り組めます。
相談対応や情報提供、事業に必要な相手先とのアポイントや、必要であれば同行もします。おせっかいくらいします(^-^;

でも、その成果も感じています。それが何よりも大きなエネルギーになります。

良い一日を。

夢とそろばん創業塾 CB編 

2015.10.24 Sat

おはようございます。
先週、「夢とそろばん創業塾 一般編」が終わったばかりですが、本日からは「夢とそろばん創業塾CB編」が始まります。

テーマは「まちの課題解決 × 持続できる経営力」。

「夢とそろばん創業塾」では、今まさに、スタートアップの方がいます。
店舗契約、改装のための工務店選定、電気・ガス・水道工事の手配。
サイト立上げ、チラシ、ショップカード、名刺、看板・ネオンの手配。
厨房設備、店舗備品の手配。
スタッフとのチームづくり、並行して資金調達などなど。

やることは、大量にあります。
そのいずれもが、講座で学んだことを即、実戦です。

コストはかけるところにはかける、抑えるところは抑える。いかに少ない投資で大きなリターンを得るか、腕の見せ所です。
これからたくさんやってくる荒波に立ち向かう体力づくりに、最初の大きな波で、いきなりチャレンジです。
これを乗り越えたら、小さくても強い事業が生まれると思います。

マイスタイルは、出したい手を我慢する。
手を出しすぎない距離感で伴走します。

本日からスタートのCB編でも、本気の起業を、本気で応援します。
少人数でじっくり取り組みます。どんな方たちとお会いできるのか、楽しみです。

住み続けられるまちって?

2015.10.18 Sun

近頃、身近でも移住熱が高まってきていて、
実際、地方に移住することを前提にリサーチ旅行をしている人もいます。

イケダハヤトさんの「まだ東京で消耗してるの」というのもあるわけですが。

実際、移住生活を思い描いた時にぶつかるのが「車」ありきのライフスタイル。
私自身、小平に落ち着くまでは、地方暮らしが長くて、10年間に8回の引っ越しのいく先々はすべて地方。
車は必須で、毎日ハンドルを握っていました。

でも、小平に越してきて、暮らしは徒歩と自転車で成り立つし、仕事も暮らすまちで、ということが成り立った時点で、
車がいらなくなって、ついには20年来の免許の更新もやめてしまいました。
逆にそれで住む場所を選ぶことにもなりました。

高齢になると、そもそも車の運転がいつか難しくなります。
その時にも自分の力で暮らし続けるためには、
徒歩圏に生鮮三品と日用品の買い物場所があること、病院と銀行と行政機能があることが大切です。

となると、小平って、とてもいい。

地方で暮らす義母は70歳を超えた今も現役農家。
近隣に店はなく、今、一番困るのは、買い物の足としてのバイクに乗れなくなること、と言います。

今は元気でも、この先、心配なことはたくさんあります。
そんな地域課題を解決する仕組みを生み出すところにCBの可能性があります。

先に飴を差し出す

2015.10.11 Sun

クロスロード 10日放映は、ラーメン店ソラノイロの宮崎千尋さん。

100種類もあるメニューの中でも、注目はベジソバ。
動物性素材、油を使わない。
ダシは無農薬にんじんを中心にした野菜のみで取る。
麺は小麦が食べられない人のための玄米麺。
トッピングも野菜をふんだんに。

女性を中心にリピーターが続出する繁盛店になっている。2011年創業で現在3店舗。
ああ、このメニューであれば、通いたいと思いました。
ラーメンを食べたい、だけどカロリーや脂っこさが気になるという女性のニーズをつかんでくれている。

定期的に店のスタッフミーティング。
その内容は、まさにソーシャルキャピタルでした。

“最初に飴を差し出す。
そうすると二個の飴が戻ってくる。
相手のことを考えて、先に差し出す。
そこで生まれた価値の中の一部が売り上げになる”

そういう趣旨のことを語っていたのが印象的でした。まさに。
http://www.tv-tokyo.co.jp/…/…/detail/22921_201510102230.html

自分らしさに回帰する

2015.05.13 Wed

今週末、第9回の総会です。
そのための資料作りをしながら、思いを巡らす日々を送りました。

年を重ねることの価値は、経験値の蓄積と、その経験をもとに思索を深められることだということが、腑に落ちる今日この頃です。

身の回りに起こることは、自分自身とまわりの環境が、影響し合いながら、引き起こされます。
なので、変化をおこすには、まず、自分自身が変わるしかないということを最初に聴いたのは、20代の頃。

20代の私は、20代なりに、それを理解しました。
そして、年を重ね、痛みも知り、喜びもあり、
変わらない自分が引き起こす、同じ現象に繰り返し出会いながら、
小さな課題は解決しながら、
ラスボスみたいな、大きな課題が、いま、「そろそろ取組みなよ」とやってきています。

ということで、この2年ほど、ラスボスと格闘していました。
今週になって、糸口が見えてきて、おそらく、この1年で、ラスボスと仲良くできそうです。

とてもシンプルだけど、はっきりしたことは
「私の自分らしさ=やりたいことを、やり通すこと」を、突っ走て行けばいい、ということです。

まわりのことを考えすぎて、言いたい言葉を飲み込んだり、ときには迎合したり、
そういう「らしくない」ことは、やめることにします。

そうするために、この1年は、どんどん「らしくないこと」を手放しました。
そして、たくさんの人と、話しました。
たくさん話しながら、
その何倍も、自分自身と話し合いました。

「らしくないことは、やらない」って、結局、若いころの自分と同じなんですけど、
こわいもの知らずだった昔と、
たくさんこわい目(?)にあった^^;今、
外からの見え方は同じでも、内面の構成要素はまったく別。

ああ、こういうことが、年を重ねるということなんだなぁ、と思います。

新しいマイスタイルのサイトが誕生しました

2015.05.01 Fri

2006年の設立以来、私たちと駈けぬけてくれたマイスタイルのサイトが、新しいサイトに生まれ変わりました。
http://mystyle-kodaira.net/

ロゴを含めた全体のデザインは、南部良太さん
ウェブデザイン・システムは、榊原彰さん
写真は、寺島由里佳さん
イラストは、ハギワラスミレさん
こんな素敵な方たちとマイスタイルをつないでくれた
萩原修さん

ありがとうございました。

マイスタイルのトップを彩る写真に登場してくださった

元気いっぱいな子どもたち
子どもさんたちに負けずに元気な声援を送ってたままペンのみなさん
BusiNestの藤間さん、堀江さん
デザイナーの松岡さん
カウンセラーの笠原さん
栗原青果の栗原さん
撮影場所を提供くださった、宮鍋さん

ありがとうございました。

新しいサイトは、たくさんの方の力で、マイスタイルらしさいっぱいに誕生しました。
そして、そのプロセスは、私たちをもう一度発見するプロセスでもありました。

ラストスパートを、一緒に頑張った、事務局のみんなも、ほんとうにお疲れさまでした!
無理難題を受け止めて、一緒に駈けぬけた百田さんも、ありがとうございました!

お正月でもなく、新年度のはじめでもなく
5月1日が、マイスタイルのほんとの「年の初め」だなぁと思います。

明日から、私たちのGWです。
突っ走った心身の疲れを癒して、リフレッシュして、一年をスタートさせたいと思います。

これからの自治体サービス格差は知恵と行動力の差

2015.04.12 Sun

介護サービスのうち、介護の必要性が比較的低い高齢者向けのサービスの一部は、今年度から市町村が独自にサービスの内容や料金を設定できるようになりましたが、今年度から独自事業を始める市町村は全体の7%という調査結果です。

移行期間は平成29年度まで、ということで、自治体によってスピードのばらつきが出ています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150411/k10010045151000.html

この件と似ているのが、地方創生の戦略の策定についてです。
日頃から、今後を見据えた具体的な企画をあたためてきた自治体と、そうでない自治体とでは、今後、大きな差が出てきます。

地方創生予算も、大きな予算が、効果に首をかしげる対症療法的なものに使われているという実態も、あるようです。
人口減、少子高齢の波が急速に来ている今、そういうことに費やし、先送りする余裕はないはずなのに。

暮らすまちをどこにするのかという選択は、こうしたことも含めて検討する時代です。
便利だとか、お洒落だとかだけではない、まちとしてのビジョン(絵に描いた餅ではない)が問われる時代だと思います。

だけど、それは、自治体だけが背負うことではなく、そこに暮らす住民の行動もまちの未来を左右します。
まちの課題解決をテーマにした仕事であるコミュニティビジネスもその一つです。

住民ができることは住民で。そのほうが、きっと、楽しい。

4月からのマイスタイル

2015.03.22 Sun

私が所属する業界?は地域に根ざして、にぎやかな週末を過ごす人が多い中で、仕事がある時は別ですが、たいてい、静かにひとりで過ごします。
繭の中で過ごすように。でも、繭の中で大きな変化が起こっているように、この時間は、とても大切な時間です。

いまは、年度末の真っただ中ですが、もう1週間ほどでやってくる次年度のこと。

年度末の怒涛が終わったら、マイスタイルのこれからのことを、お伝えできるだろうと思います。

表向きはそれほど変わらないかもしれませんが、この1年で進んでいた本質的な変化が、4月から表に出てきます。
一気に劇的に変わるわけではありませんが、根本的なことが大きく変わるので、じつは、本質に関わる大きな変化です。

こう決意するまでには、数年来の試行錯誤の連続で、その集大成がこの1年でした。ほぼ、終わりかけている変化の準備。苦しかったけど、いまは、とても大切なプロセスを、逃げないで向き合った末の選択なので、これからのこと、何も心配していません。

変化の最も大きなキーワードは、手放すということです。
手放すことで、その余白に何が生まれるか、どんなギフトがもたらされるか、楽しみにしています。

週末は、一人の時間を何よりも大切にしていますが、内省し、考え続けることは、ほんとうにクリエイティブで楽しいことです。

具体的なことの一つは、働き方の変化です。

マイスタイルを立ち上げてから、最初の8年間は、夜も週末もなく、お仕事モードでした。

9年目になった昨年春から、私自身も、職場でも、残業禁止。
仕事のない週末と夜は、休息・充電の時間にすると決めて、早寝早起きも定着しました。

結果として、パフォーマンスは落ちることなく、むしろ向上するのだといういことが実感できました。
要は、工夫なのです。
働き方のイノベーション。

具体的なことのもう一つは、サイト、パンフレットのリニューアルがあります。

ここ数か月、通常では考えられないくらい、何度も打ち合わせをしながら、デザイナーさんもエンジニアさんも、マイスタイルの一員みたいに、一緒に、どう作ろう?のディスカッションに参加くださっています。

ありがとうございます。

来月になったら、サイトのトップページを飾る写真撮影をします。
まちは人。まちのなかの、いろいろなシーンを、いろいろな「人」で彩って表現できると素敵だと思います。

もしかしたら、モデルのお声掛けをするかもしれません。そのときは、ぜひ(^.^)

雇われない働き方の二つの流れ

2015.03.18 Wed

雇われない働き方についての情報が二つ飛び込んできた朝です。

ひとつは昔からある共同組合。いま、ここに時代の潮流によって、新たな可能性が見えてきています。


地域に根ざした課題解決型のコミュニティビジネスでは、親和性が高い共同組合ですが、法人格が取れないということと、マネジメントの難しさ、関係性の固定化と高齢化(世代交代の難しさ)などによって、これまでスポットが当たってきませんでした。

多様な働き方を志向する人が増えてきた今、再評価とともに、とくにマネジメント部分の強化をはかること、法人化の制度の検討などによって、可能性が広がってくるのではと思います。

もうひとつはフリーランスの働き方に関する、新しいサービス
http://www.ikedahayato.com/20150318/24835040.html

派遣の仕組みに似ているようだけど、違うのは専門性の高さを活かした、イニシアチブがとれる働き方であるということ。

雇用、被雇用の関係における、内発的動機付けの難しさは、ずっと悩んできたことです。

二つの働き方は、一見、関連のないことのように見えますが、そうなのかな?ちょっと考えてみたいと思います。
なにか、このあたりに、解が潜んでいるような気がします。