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まちづくりを人口データで考える

2009.02.22 Sun

20080221嘉悦大学イベント

小平青年会議所・小平商工会議所共催のイベント「EVERYONE TOGETHER」に参加しました。
サブタイトルは「『魅力と活気のあるまち・こだいら』~文化資源によるまちづくりのカタチ~」

会場は、小平市内の大学、嘉悦大学です。
講演は同じく、嘉悦大学学長の加藤寛氏と、嘉悦大学教授 桧森隆一氏

小平には6つの大学、2つの大学校があります。
学園都市の性格も濃い小平ですが、まちづくりと大学との連携は、これまではあまり活発ではありませんでした。
しかし、ここ数年、さまざまな連携への動きが始まっています。

嘉悦大学は、そうした地域との連携を積極的に行っている大学のひとつで、とくに産業・経済をテーマとした連携に力を入れています。

このイベントもそうした方針の一環だと思いますが、お二人の講師のお話は、たいへん興味深く、刺激的でした。
お二人とも、研究だけではなく、そこには現場での実践の裏打ちがあるからこそ、臨場感のある力強いお話になっていると感じます。

桧森さんのお話の中で印象的だったのは「まちづくりを人口で考える」という視点。

調査にデータはつきものですが、場合によっては恣意的に結論に都合のよいデータを誘導することも可能な中、人口だけはごまかしがきかないデータだからということで、納得です。

まちづくりについて「誰の意見を聞くべきか」というのは、よく論じられますが、あいまいな感覚やときには感情で語ってしまうことがある中で、人口比率で考えてみると、見えてくることがあります。

まずひとつの指標は、給与所得者と事業所得者の割合。
人口比率は給与所得者80%に対して事業所得者20%。

給与所得者をさらに男女別で見ると、給与所得者女性は約30%で、事業所得者の人口を上回っています。

こうしてみると80%の人口比率の給与所得者の意見をまちづくりに反映させることが必要なことはおのずと見えてきますが、実際には、市民参加の会議なども平日昼間に開催されることが多く、多くの給与所得者がまちづくりに参加する方法は、市政がらみだと選挙とパブリックコメントくらい。
生の声を届けるすべは、少ないといえます。
結果として、こうした層の意見がなかなかまちづくりに反映されないということも実際起こっているだろうと思います。

もうひとつ大切なデータとして、人口推計による2025年の老齢人口比率の話がありました。

65歳以上の認知症の発症率は8.9%ほどだということですが、これによると小平では2025年には4,000人以上の認知症のお年寄りがいるという推計になるそうです。

このことについては、そういう現実がやってきて、あわてて対処しようとしても遅いのですね。

私はキーワードはやはりCBにあると思います。

ひとつは、生涯、希望すれば働き続けられる仕事づくり。
葉っぱビジネスで有名な徳島県の上勝町は人口2,000人の小さな町ですが、65歳以上の老齢人口比率が44%にのぼるのに対して、寝たきりは2人ということです。

認知症=寝たきりとはいえませんが、単純に認知症の発症率8.9%で上勝町の認知症が発症していると思われるお年寄りの数を計算すると78人。
しかし、現実にはこれを大きく下回る人数だと思われます。

その健康の秘訣については、医学的な観点からも研究が始まっているということですが、大きな要素としては、やはり年齢に関係なく、やりがいをもち、収入も得られる仕事が地域にあることだと考えられます。

もうひとつは、CBによって地域の介護や介護に関連する生活サービスの担い手が増えることできめ細かなセーフティネットをつくりあげることです。

このふたつのことを車の両輪のように推進していくとき、2025年の小平、きっと生き生きしたまちになっているだろう、そんな希望が見えてきました。
と、同時にそれを実現するための道の険しさも感じています。

語りつづけること、賛同し共感する仲間を増やすこと。
頑張りたいです。


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コメント

*紙谷さんようこそ(^^)

> 紙谷さん
> ご訪問ありがとうございます。
> こういったイベントに参加すると、いろいろな発見がありますね。
> それをできるだけ、自分の活動にも活かしたいと、ちょっと欲張りにアンテナをはっています。
> 人からも本からも、学ぶことがたくさんで、ハッピーです(^^)

*興味深い切り口ですね

こんにちは。人口データはごまかせない数字なので、そこから読み取れるものは多いと思いますが、さすがの見方ですね。

高齢者人口にしても、給与所得者の比率にしても、また、子育て中の人口や子どもの人口増など、どこの地域にもその地域なりの問題や予想図が描けそうです。
竹内さんのおっしゃるように、それらの課題がCBの広がりによって解決される可能性も大きいでしょう。

竹内さんのブログには、いつも触発されています。

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