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さらば八月のうた 青春が終わる日

2010.10.30 Sat



東京は台風がひたひたと近づいて、気圧がどんどん下がっています。

高校生まで四国で過ごした私にとっては、台風は年中行事のようでしたが、台風がが来るまえの、奇妙な高揚感と不安な気持ちがないまぜになるこの瞬間は、戦闘状態でありながらもさなぎの殻に閉じこもりたくなるような矛盾した独得の精神状態になります。

そんな日に、私たちは、今月からスタートしたコミュニティビジネス起業講座の受講生さんたちとの交流会を企画していました。

気が気でないお天気。

台風の状況を確認するために、このところめったに見ないTVのスイッチを入れてBSのニュース番組を表示したら、画面の片隅に小さく映ったドキュメンタリー番組。

なんの気なしに眺めるうちに、いつしかぐいぐいと、その世界に引き込まれてしまいました。
NHK「さらば八月のうた 青春が終わる日」の再放送でした。

ああ、ときに、こうして人生って、おもいがけずギフトを贈ってよこすのだな…と、窓を打つ強い雨音をBGMに心が揺さぶられる1時間半を過ごしました。

学生演劇サークルから旗揚げされた劇団の26年に終止符を打つ最終公演の日々を追ったドキュメンタリー。

20代前半だった旗揚げ時の劇団員は50代を迎えます。
食えない中、アルバイトをしながら生計を立て、芝居に打ち込んだ26年間。

袂を分かち、普通の暮らし、家族を持つ幸せを選ぶ仲間
劇団に残り、不安定な暮らしと引き換えに、情熱を傾ける場を選んだ仲間

それぞれの人生の越し方が、学生時代の映像と今を対比しながら浮かび上がります。
やげてそれは、最終公演の内容ともオーバーラップしながら、さながら劇中劇を見ているような感もありました。

重厚でいて軽やかで、温かく哀しい、複雑な感情を短い時間に味会う、極上の魂のごちそうのような番組。

どの道を選んだとしても、やりきったよねと言い切れる生きかたができた人は幸せです。
それは、マラソンを走りきった後の満足感にも似てるかもしれません。

泣いたり笑ったり怒ったり
でも人生ってすてたもんじゃないよね

そんな風に思えるドキュメンタリーでした。

で、自分を振り返ってみたとき
いま、まだ、青春だなって思いました。

ふつうに青春と呼べる時期に、ちゃんと青春してこなかった私は、遅れて今、もう一度やり直しています。
まだ、まだ、やりきっていないので
やりきったといえるまで、走り続けるんだろうと思います。

そういえば、60代後半のNPOの先輩が言っていました。

ふつうのおじさんは過去を語る
ただならぬおじさんは未来を夢見る

見えない未来はいつも不安だ。
それは青春時代と同じ気持ちだ。

そんな見えない未来にドキドキし続けるおじさんでいたいんだよ。



…ほんと、そうですね(^^)
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