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ソーシャルキャピタルカフェ2のキックオフミーティング

2011.12.29 Thu

今年2月に開催したソーシャルキャピタルカフェ

そして、来年2月19日(日)にはその第二弾「ソーシャルキャピタルカフェ2」を開催します。今回は、第1回のテーマを受け継ぎつつ、より地域に根ざした内容を目指しています。

運営メンバーをこの指とまれで募ったところ、10人のチームが誕生し、昨夜はキックオフミーティングでした。

3つの会場を移動して夜11時近くまで。遅くまで語り合いました。
6時間!
そんなに長く?ということが感じられなかったのは、白熱していたからですね。

さまざまな意見がでました。
ハッと気付く一言がたくさんありました。

そして、私自身は、心に届いたたくさんの言葉を熟成中で、いま、混沌の海にいます。
この混沌が大切なのだと思います。
混沌を抜けて、きっとひとつの頂上にたどり着くという、確信みたいなものがあるので、混沌の時間はつらい時間ではなく、必要で豊かな時間と受け止めています。

きのう、私は「参加した人が揺さぶられる場にしたい」とお話しました。
うまく表現できなかったのですが、それは、こういうことだということを、あるブログからみつけました。

“仏法に「動執生疑」(どうしゅうしょうぎ)とある。相手の執着している心を揺り動かし、『これまでの考えは正しかったのか?』と疑問を生じさせる。そして、より高次元へと目を開かせる「変革」の原理だ”


価値観や立場の違う多様な人達と出会い、語り合う中で、こんなふうな揺れが起こる場。
そして、その先には、人への信頼や、自分への承認や、暮らしているまちで丁寧に毎日を紡いでいきながら、自分ができるなにかを見つけて一歩踏み出してみようという前向きな気持ちがが生まれる。
その一歩は、未来への希望につながる一歩になる。

そんな場をつくりたいのだと思いました。

ちょっと目指すことが大きすぎるかもしれないけど、これは、マイスタイルで実現したいことでもあります。

交流会をやったり、講座をやったり、ワークショップをやったり、手法は変わっても、なしとげたいことは一貫してかわらないという自分自身を確認できた昨夜のキックオフでした。

ソーシャルキャピタルカフェ2では、こうした思いをベースにしながらも、わくわく感のある、楽しい工夫をちりばめた場にしていきます(^^)
1月半ばにはご案内します。楽しみにお待ちください。
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今日は理事会。一年を振り返ってみました。

2011.12.16 Fri

おはようございます。
きょうはMystyle@こだいらの理事会。そのあとは忘年会です。

理事会資料をつくるために、4月以降の9ヶ月間の事業を振り返りました。

さまざまな内容の、のべ30回の講座実施や5回の地域交流会、3つの受託サイト運営、2つの新規サイト立上げ、200件以上の講座コーディネート、毎月のCB無料相談。地元企業との地域情報誌編集。
これらを、2.5人くらいのメンバーでまわしてきました。

個人的にはこれらに加えて、多摩CB世話人、CB協議会幹事、16回の短大でのCB授業、各種委員会にはたぶん5つくらい参加、依頼された外部講師はたぶん毎月なにかがあって。
さらに女子大生!それに関連した大学院講座の企画・運営。
それからもちろん主婦。

10月以降、まったくお休みの日がなくなって、夜も半分くらい予定がうまって、なんだかいつも忙しいなぁと思っていましたが、それはそうだよなぁと思いました。

こうしたたくさんの事業に取組みながら、設立以来、というか設立前の助走期間から、もう8年くらいはこうしたペースで走り続けています。

CB活性化という軸足は揺るがさないけれど、毎年、力をいれるテーマは変化し、そのつど、道なき道を切り拓くような、冒険の連続です。
今年度で考えると、とくに力を入れたのは情報発信。

Mystyle@こだいらは情報発信がミッションのNPOではありませんが、ミッション(CB活性化)には情報発信がとても大切な要素であることから、設立以来力を入れてきました。
自らがやりたいことを発信することからすべてが始まると思うからです。

「私は何者であり、なにがしたくて、なにができるのか」。
さらにマイスタイルの合言葉があります。
「伝わらない活動は、存在しないのと同じ」

とくに今年度は、昨年6月に小平市との協働事業の公募制度に応募し採択され、一年間、集中的に情報発信に関する事業に取組んでいます。

ブログ塾(全3回)動画塾(全2回)の講座を夏と秋に2クール。それらの講座を担える講師を養成するための、ブログ・動画塾講師要請講座の実施。
情報発信について、なんでも質問できる教えあう2回の交流会。

ツイッターポータル「小平なう」 http://kodanow.com/  立上げ。
そしてそれらの集大成として「こんなに大好きこだいら50選」プロジェクト http://kodanow.com/daisuki-kodaira/ がいま、まさにはしっているところです。

でも、まだまだ!
自分で自分をほめてあげられるレベルには、まだまだです。
その高い山に向かって、苦しいけど楽しみながら登って行きたい。

なにはともあれ、今年も良く頑張りました。理事会ではそれらを共有し、次の一手に向けてディスカッションしたいと思います。
忘年会ではつかのま、まったりしたいです。

でも、それが終わると、今まで以上に大きなチャレンジがまっていて、年末年始が勝負です。
さあ、きょうもよい一日を。

行政ビジネスの時代

2011.12.14 Wed

行政も自治体を会社と考えればやれることはたくさんあります。
行政ビジネスの時代。
そういった時代のアンテナがたってるトップがいる自治体とそうでない自治体では、これからどんどん差が出てくるだろうと思います。

武雄市の取り組みもそのひとつ。
これを暴挙ととるか、時代に風穴をあける快挙ととるか、その捉え方で方向は変わっていくでしょう。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1112/14/news024_4.html

たとえば高知県梼原町の取組み。
「税収3億円、人口4000人足らずの町」でデンマーク製の風車へ2億2千万円が投じられ、それが町作りの礎となっています。

詳しくはこちらの記事をぜひお読みください。
http://hourakuji.blog115.fc2.com/blog-entry-2743.html

このまちのとりくみからは、水力発電に力をいれて、主要産業に育てているブータンを思い出しました。

推進の中心だった前町長は3期で勇退。
理由は3期以上続けると、守りに入ってしまい、後進が育たないから。
いまの名刺の肩書きは「百姓、土方、山防人」

いいな。男前です!

わたしも四国出身の人間ですけど、四国にはこういうまちが生まれる素地があるのかもしれません。
はっぱビジネスの上勝町。馬路村など。

高齢化、産業もなく厳しさで言うと、都会の比ではないけれど、それを吹き飛ばすパワーと知恵があります。
お年寄りは生涯現役です。若い人がいないのですから。
だけどそこに悲壮感はない。

誰かに期待するのではなく、自分たちでやる。なければつくる、という気概が結果を生むのでしょうね。
そこから学べること、たくさんあります。