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ソーシャルキャピタルCafe~笑顔の奥の涙~

2011.02.27 Sun

この1週間は、ジェットコースターのようでした。
終わった今、まだこの1週間のことがほんとうだったのか、実感がありません。

昨日の多摩CBシンポジウム、そしてその2日前の広域関東圏CB推進協議会のCBシンポジウム。
いずれも主催側としてラストスパートと、当日一日がかりの運営。

それに加えて、いくつかのイベント。
4人のインターンの方たちの受け入れ。
さまざまな事務作業。

主婦としての家事。

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そして、多摩CBシンポジウムの分科会の一環として開催したソーシャルキャピタルCafeのプレゼン発表のための動画作り。

ソーシャルキャピタルCafeの動画作りは、他の業務に手一杯で、取り掛かれたのは前日の夜11時半。もうすぐ日付が変わる頃でした。

やりはじめると没頭してそのまま徹夜。朝の7時に完成し、そのまま準備して多摩CBシンポジウムの会場にかけつけて準備、第二部司会を担当し、夜の打ち上げまで。

徹夜で仕上た私の様子を見て、朝早く起きてきた家族が
「こんなに気持ちのこもった仕事は、普通に仕事という気持ちだけではできないね。」と言ってくれたことがうれしかったです。

日頃、忙しさに追われて、じゅうぶん、家庭のことができていないのに、やりたいことを自由にさせてくれる家族に感謝です。

いまは、久し振りにのんびりした日曜日。
心地よい達成感と余韻の中で、振り返る時間です。

ソーシャルキャピタルCafeの動画は、直前の夜中に作ったものでしたが、自分で言うのもおかしいですけど、もう一度見て、涙が出そうになりました。

いま、活動している中で、なにも問題がなければソーシャルキャピタルCafeは開催しなかったと思います。
その背景には、日頃感じているソーシャルキャピタルの希薄さ、つながれない悲しみがありました。

同じまちに住み、おなじようにまちを愛しているのに、わかりあえない。

そんな悲しい気持ちがソーシャルキャピタルCafeをやりたい気持ちにつながって、大切な仲間との出会いがあって、実現しました。

参加者のおひとりがブログで感想を書いてくれました。

『最後、とてもあたたかい空気につつまれて幸せだった。同時に、みんなの笑顔の奥の涙も感じた』と。

ほんとにそうだと思います。
この涙を笑顔に変えるために、頑張りたいです。
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つくりたいものは

2011.02.13 Sun

もともと直感で生きている。
心の声といってもいいかもしれない。

そして、その声は、案外正しい、というのは、これまでの体験から感じること。

あったらいいな
と思っても
それがなかったら

じゃあ、つくればいいじゃない

という感じで次から次へと走り続けてきたのがMystyle@こだいらがたどった4年間。

何がしたいの?
何を目指しているの?

ということは、よく質問されること。

で、自分に問いかけてみても、じつは、明確な答えを言葉にできていなかった。
ただ、ただ、心がこっちだよと指し示す方向に向けて、舵をきり、進んできたのだった。

結果として、一見、なんの脈絡もないように思える成果が、あちらにひとつ、こちらにひとつ、という感じで点在しているようなこれまでの足跡。

それが、ここしばらく、パズルのピースがじょじょにうまって、絵が見えてくるのにも似て
「ああ、こういうことだったんだ」ということがわかってきた。

それは、けっこう大それたことのようにも感じる。

生きかた
その価値観そのものを、提案し、発信し続けていたのだ。

今までも何度か「風の人」「土の人」ということに、このブログでも言及したことがあったけれど、私も、私の周りも、「風の人」が多い。

風は価値観を運んでくる。
今までなかったもの。なじみがないもの。だけど、これからの時代の方向として必要だと思われるもの。
それらを運び、広げ、そこにつながる人達の価値観の根っこを揺さぶる。
そして、流れをつくる。

昨年5月のプロボノも、先日のソーシャルキャピタルも、その価値観のひとつ。

そこまで達成できたら、次の一手、さらなる価値観を運ぶ。
その繰り返しだったのだと思う。

その風をうけて、地に足をつけて具現化する「土の人」。
子育て支援、福祉、環境などなど、さまざまなテーマで具現化がすすむ。

そういう意味で言うと、中間支援の活動はまさに「風」。
無意識ながらも、私たちは、風の役割を果たすべく、ちょうどよい場所を選んでいたのだと思う。