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「協働は結婚と似ている」説

2010.02.22 Mon

結婚

月曜日のMystyle@こだいらは、週末のそれぞれの活動やら、野望やらが渦巻く、なんともいえない空気感の中、始まります。

きょうも、そんな月曜日。

協働という言葉は、NPOの世界でもCBの世界でもよく聞かれる言葉で、同じ言葉を使いながらも、それぞれが別の夢を見ているような様相もあり、なかなか難しく、試行錯誤がおこなわれているのが現状では…と思います。

Mystyle@こだいらメンバーも、それぞれ協働については一家言持っており、このことを語らせるとマイクを離さないというつわものが多いのですが、今朝は

「そうか、協働ってそういうことだったんだ」

と納得のいく会話が交わされました。

つまりは
「協働とは結婚を例にするとわかりやすい」という話です。

意中の相手がいて、ぜひ、結婚という契約の元でともに人生を築いていきたいとして、さて、皆さんならどうするでしょう?

※注:以下、結婚を協働に置き換えると、じつは、このような会話が交わされることが多いのでは、と思われ…

いきなり
「結婚してください」
とは言わないですよね。

さらに
「こんなにすばらしい私なのだから、結婚するのが当然」
とも言わないです。ふつうは。

また別の切り口で表現すると
「とりあえず結婚ぽいつきあいはするけど、約束はできないな」
という不誠実なことをいう相手とはまともにつきあえないですし

「結婚はしないけど、いろいろただで面倒みてよ」
なんていう都合のいいつきあいかたも、ノーですよね。

では、結婚したいと思った場合どうするか。

まずは、自分を知ってもらう努力をします。
そのうえで、
ちゃんと好きになってもらえる自分になる努力をします。

そうして自分を磨き
相手に発信し

「この人とぜひ!」と思わせるような働きかけを、時間をかけ、手間もかけ、関係性をつくっていくわけです。

こんなことを言うと、地道に活動を続けていらっしゃる方たちに叱られるかもしれないですが、

「協働が成立する構図は結婚が成立する構図と同じ」

という説が、Mystyle@こだいらでは共通認識となりました。
(といっても、竹内&岩嶋のあいだで^^;)

行政や企業など、他のセクターとパートナーシップを結びたいと思うNPOやCBの皆さま
「ぜひ」と言わせる実力をつけ、それを見える化=発信をしましょう!

また、市民とパートナーシップを組むことを考えている行政や企業の皆さま
力をつけてきた市民セクターと実りある連携をするには、相互に納得できる「winwin」な組み方が必須な時代になっていることをご理解ください。

そのほか、けさのMystyle@こだいらでは、新たな野望が生まれ、共有ファイルにある「ヒミツのネタ帳」に追加書き込みがされました。

アイデアを思いついた人は、このネタ帳にどんどん書き込んでいきます。
それをみた人は、どんどんツッコミを入れていきます。

そのうちの多くは、すでに実現に向けて動き始めています(^^)
乞う、ご期待です。
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多摩CBシンポジウムありがとうございました!

2010.02.15 Mon

多摩CBシンポジウム

13日の多摩CBシンポジウムは、手前味噌ですが、とてもよいシンポジウムだったと思います。

当日の様子は多摩CBネットワークのブログをご覧ください。

こちらでは裏方の様子を中心に感じたことなどを。

私は司会でしたから、来場のみなさんの様子が手に取るようにわかりました。

最初、ちょっと堅い雰囲気だった参加の皆さんですが、終盤には、いきいきとした表情にかわり、会場全体が活気のある、あたたかな空気に満たされていました。

この感じは何だろう?

自分でもなにかやれるということを感じた喜びとか
世の中を変えていける可能性を発見した未来への希望とか

そんなものが、参加した方たちの心に芽生えて、それがあふれてきた…
そんな気がしました。

任意団体の多摩CBネットワークですが、当日スタッフのみなさんのチームワークはすばらしかったです。

午前中10時から夕方6時半まで、長時間、ほんとうにありがとうございました。

本MLとは別に世話人MLというのがあるのですが、2月にはいってやりとりされたメールの数は200通以上でした。

打合せや準備に一度も集まらないで、メールのやり取りだけでシンポジウムの運営準備をしたのですね。

それでも、ちゃんとまわった。

満点笑顔の受付

写真は受付担当の皆さん。
笑顔満点の受付でした。

主体性を持って、しっかりとした思いをもって参加している人たち同士であればこうした運営が可能になるということですね。

このことは、昨年11月15日に小平で開催したCBフォーラムでも感じたことです。

企業もNPOも
同様なスタンスでチーム作りをすることで、このような組織運営が可能になるのではと思います。

深い信頼を紡ぐもの

2010.02.10 Wed

NPOの世界に身を置いて8年。
Mystyle@こだいらを立ち上げて、運営に主体者として取組んで3年。

その間、さまざまなセクターとともに動く経験を重ねてきました。
異文化コミュニケーションのカタチを互いに模索しながら、発見し、よりよい関係性をつくりあげることの繰り返しだったといえます。

当然、どんな場合も、順風満帆ということはなく、互いを理解し尊重しあえる関係性になるまでは、試行錯誤があります。

とくに
「仕事=金銭による契約関係」による、指示系統のはっきりした割り切ったつながりではなく、契約関係などなにもない、ただ、目指すことが共通であることからうまれたつながりを、維持発展させていくためには、別のコミュニケーションの力が必要です。

ましてや、NPO、金融機関、企業、行政、など別々の価値観と手法で動いているメンバーがともに動くのですから、摩擦がおこって当然です。

大切なのは、それを流してしまわないこと。
信頼って、こういうことに向き合うことから逃げない中から生まれてくるものだと思います。

問題が起こったときに、ほんとうに信頼できるのか、そうではないのか、その真価が露呈します。
逃げないで、ともにどう乗り越えたか、そのプロセスをへて、はじめて深い信頼が生まれるのだと思います。
そこまでくると、もう関係性が揺らぐことはありません。

なので、軋轢も必要。
痛いですけど、流さないで、ピンチをチャンスに変えたいと願っています。

多摩CBシンポジウムいよいよ!

2010.02.08 Mon

このブログでも何度かお知らせしていた多摩CBシンポジウムですが、いよいよ今週の土曜日、13日に迫りました!

詳細・お申込みは以下のページをご覧ください。
http://tamacb.blog38.fc2.com/blog-entry-27.html

以下、今回のシンポジウムのポイントをお話します。

シンポジウムのテーマは「まちを元気にするプロデュース力を学ぶ」。

CBをキーワードにして、まちをどうプロデュースするのかという点で、机上の空論でない実践知を肌で感じていただける内容になっています。

主催するのは、1年前から活動を開始した多摩CBネットワークです。
私は、3人いる世話人の一人として参加しています。

このネットワークは、会費も規約もないゆるやかなつながりの中で、市民や行政、企業、金融機関などさまざまなセクターの約100人の方たちが、フラットな関係性の中で交流しています。

ML+2ヶ月に一度ペースの交流会が主体の活動ですが、交流は活発で、立ち上げ1年後の今も2月はすでに50通を超えるメールのやり取りがあります。

各地のCBイベントが、昨年11月の小平を皮切りに、1月は立川で、2月は多摩全体で、3月調布、6月羽村に続き助走を開始した三鷹、国立…などなど、次々と動きが始まっています。

その多くが、行政主導ではなく市民発なのが特長です。

こうした経験を持ち寄り、プロデュースのノウハウを共有できるのが、このネットワークの価値だろうと思います。

2月13日の多摩CBシンポジウムは、今、多摩の30ある市町村で、同時進行的に起こっているこうしたCBの活性化の機運が、どのように始まり、どこに向かおうとしているのかを知る上でも、よい機会だと思います。

ちなみに会費もないので当然予算もない多摩CBネットワークですから専用の封筒もありません。
定員300人のシンポジウム時にお配りする資料を入れるのは、10団体から提供される封筒です。

当日は、どこの封筒があたるかお楽しみ(?)です。
もちろんMystyle@こだいらからも封筒を提供しています。
「愛を込めた♪」Mystyle@こだいらの封筒をぜひ手に入れてください。

また、シンポジウムでお披露目の多摩CBネットワークパンフの制作費はメンバーからの協賛広告でまかないましたが、MLで広告募集後、1時間でワクがうまり、14万円の資金が集まりました。

さらに、シンポジウムでお配りするメンバー紹介冊子!
限定500部しか作りませんので、幻の冊子になることは必至です。
メンバーのオシゴトぶりを知るチャンスですし、こちらを手に入れていただくだけでも価値があると、手前味噌ながら思います(^^)

とういうことで、関心のある方はぜひ、お越しください。
竹内は当日は司会でお目にかかります。

以下ご案内文です。

※転送歓迎です。
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
 ★平成21年度 多摩コミュニティビジネスシンポジウム
            ~まちを元気にするプロデュース力を学ぶ~★
         
  詳細URL→ http://tamacb.blog38.fc2.com/blog-entry-27.html
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…

 まちに生まれ始めたコミュニティビジネス
 そこに集う 市民、行政、NPO、大学、金融機関、企業…

 それらがつながり
 単独で活動する以上の成果をあげるために必要なのは、
 まちに活き活きしたネットワークをつくる「プロデュース力」!

 本シンポジウムでは、まちの元気作りの仕掛け人たちが集い、
 「プロデュース力」の秘訣を語ります。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 1  シンポジウムの概要 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 日 時:2010年2月13日(土)13:00~16:45
      終了後 交流会17:00~18:00

 主 催 多摩CBネットワーク

 共 催 広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会
      多摩信用金庫

 後 援 小平市、立川市

 協 力 亜細亜大学

 定 員 300人(交流会100名)※先着順

 会 場:亜細亜大学 2号館1階200番教室(武蔵野市境5-24-10)
      ※交流会会場 2号館6階多目的ホール
      ※JR中央線 武蔵境駅 徒歩12分
      アクセス http://www.asia-u.ac.jp/access/map.html

 参加費:無料 
      ※交流会 2,000円(当日受付にてお支払いください。)
     
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 2  プログラム 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ★基調講演 テーマ「まちを元気にするプロデュース力」

 <事例1>
  「酒屋グループのチャレンジ!
          地元資源を活かしたオリジナル商品が大ヒット」

  遠州夢倶楽部 役員 有限会社あらかわ 荒川 能宏 氏
  http://www.ensyu-yumeclub.jp/

  元気のない個人商店が多い中、地元の資源をフル活用して、
  アイデア勝負で大手をしのぐ売上げを達成している酒屋グループ
  の仕掛け人、荒川さんから、そのプロセスを語っていただきます。

 <事例2>

  「行政マンのチャレンジ!
      市民を農の担い手に!地産地消・食育の先進地作戦」

  今治市企画振興部企画課 政策研究室長 安井 孝 氏
  http://www.ruralnet.or.jp/ouen/meibo/331.html

  行政マンでありながら、ライフワークとして地域の食と農のまち
  づくりにチャレンジし続けてきた安井さんをお呼びしました。
  異動がつきものの行政マンの立場で、いかにしてひとつのテーマ
  を推進し続けたか、その秘訣、地域を巻き込むネットワーク作り
  についてお話いただきます。

 ★パネルディスカッション
  テーマ「まちを元気にするプロデュース力」

  基調講演ゲストのお二人に、多摩の仕掛け人も加わり
  ディスカッションします。

  <パネリスト>
  ・今治市企画振興部企画課 政策研究室長 安井 孝 氏

  ・遠州夢倶楽部 役員 有限会社あらかわ 荒川 能宏 氏
 
  ・NPO法人くにたち富士見台人間環境キーステーション 
   田中 杏衣里 氏(一橋大学商学部2年生)
   http://www.human-environment.com/

  ・株式会社エフエム西東京 代表取締役 有賀 達郎 氏
   http://842fm.west-tokyo.co.jp/

 <コーディネーター>
  広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会 
  幹事 斉藤 保 氏
  http://www.k-cb.net/

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 3  お申込み・お問合せ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ★お申込

 以下のページのフォームよりお申込みください。
 https://www.tamashin-mail.info/cgi-bin/mail.cgi?id=cbform201002

 または以下の用紙をダウンロードし、FAXにてお申込ください。
 FAX 042-528-0940
 https://www.tamashin-mail.info/cgi-bin/mail.cgi?id=cbform201002
 

 ★お問合せ

 多摩CBネットワーク 事務局
 多摩信用金庫 価値創造事業部内 たましん法人テレフォンセンター
 TEL 042-526-7739(平日9:00~17:00)
 メール tamacb2009@yahoo.co.jp

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┃ 4  地域を元気にする活動PRコーナー
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 当日会場にて地域を元気にする活動をされている皆さまの
 PRコーナーをご用意。
 チラシやパンフレットなどの配布をご希望の方は、当日受付まで
 お持ちください。