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創業塾オフ会

2009.12.28 Mon

創業塾オフ会 20091228@こもれび

本日は、この秋に開催された小平商工会の創業塾の卒業生によるオフ会でした。

私は創業塾の最終日に、商工会の担当職員さんにお願いしてオブザーバー参加をさせていただいきました。
というのは、私が長い専業主婦の暮らしから、おそるおそる社会に一歩を踏み出そうとしていた10年前に、目標としていたお二人が講師としていらっしゃるからでした。

その目標としてきた方は、株式会社グリーゼのこみやまさんとふくださん。

スキルも実績も人脈もない、さらに若くもないというゼロどころかマイナスからのスタートでしたから、クリアしなければいけないことは山のようにあり、起業へのハードルも高かったのですが、そんな頃、いつも励まされていたのがこみやまさんの「たみこ新聞」であり、ふくださんのメルマガでした。

おふたりが撒いてくださった種がこうして小平でも芽を出し、Mystyle@こだいらにつながる一歩となったのでした。

ということで、ほんとうなら全回参加したかったのですが、どうしても調整がつかず、でも、あきらめきれない私は、無理無理に頼み込み、最終回に参加することができました。

さらに参加者の皆さんが立ち上げたMLにも加えていただいて、本日のオフ会への開催へとつながりました。

オフ会は、当初はふくださんとお茶しましょうということから始まったことでしたが、せっかくの機会ですから、受講生の皆さんにもお声がけしたところ、暮れも押し迫った時期にもかかわらず、前向きなパワーにあふれた女性たち11名が参加となり、2時間があっという間に過ぎてしまいうくらいの熱気にあふれたオフ会になりました。

ここから新たなコラボも始まりそうな勢いで、これからがとても楽しみです。

会場は、小平で集まるならここ!
という、私にとっては、大切なお客さまをお招きするとっておきの場所「こもれび」です。

珈琲の香りとやわらかな照明につつまれた贅沢な空間を、貸切で過ごした2時間でした(^^)

皆さま
ありがとうございました!
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音楽の力×つながる力 クリスマスの約束

2009.12.27 Sun

小田和正さんが、2001年から毎年開催しているコンサート「クリスマスの約束」

「スポーツの団体戦を闘うようにみんなで歌いたおす。そんなことがいつかできないか。」という思いの実現のために一歩を踏み出した企画。

最初の年は、小田さん直筆の手紙で7名のアーティストに参加を呼びかけたけれど、全員からを断られ、結局一人でコンサートを開くというスタート。

その後も、紆余曲折を経ながらも、クリスマスの約束は毎年続いていました。

そして2009年。
歴代最多となる20組(33人)のゲストが登場し、開催されました。

25日に放映されたこのコンサートの様子を、家族みんなで、もう3回は見てしまいました。
それだけの力が映像をとおしても伝わってきたからです。

コンサートでは、開催に至るまでのプロセスもドキュメンタリーで紹介されました。
けっして、順風満帆ではなく
声をかけたアーティストの中からつくられた小委員会では

「何のために」
「どんな意味があるのか」
「これではやっても意味がない」
「そもそも無理だと思う」

など、喧々諤々の議論が繰り広げられ、挫折しそうな場面も何度も映されていました。

このプロセスは、なんだかとてもNPO的で

中心者の孤独とか
巻き込まれた人の当惑とか
合意形成の難しさとか
意識合わせの大切さとか

もう、ほんとうに、共感できるし、何度も繰り返してきた場面を思い出させる内容が多くありました。

そうした中で、議論ではなく動き始めることで次第に参加メンバーの中に

「こういうことだったんだ」
「これならできる」
「楽しい」
という思いが次第に広がり

あとは、そもそもプロのアーティストとしての成功志向に火がついて、ともかく当日を目指して忙しいスケジュールを調整しながら集う日々が始まります。

そして迎えた当日。

会場には8万人の応募から選ばれた3,000人の観客が招かれていました。
家族連れだったり、夫婦だったり
年齢層も比較的高くて、いまどきのコンサートにありがちな、最初から最後まで立ってますというノリとは違う落ち着いた雰囲気で、まずはスタート。

なのですが、終盤、参加アーティストのリレーの歌声が始まったあたりから、自然に観客が立ち上がり、ともに歌を口ずさみ、リズムを取り、ときに涙ぐみ…
という動きが、演出ではなくごくごく自然に始まりました。

やがて、舞台と観客は一体となり、優しく強い力が会場全体を包み込みます。

この優しく強い力は
おそらく参加アーティストにも、観客にも、その後の暮らしにちょっとした魔法をかけただろうと思います。

それぞれの立場で、できる何かを発見したのではないかなと思います。

小田和正さん
「言葉にするとこぼれてしまうから何も言いたくない」
「今まで歌ってきて、一番長い拍手」

参加アーティストの言葉
「感動で泣きそうな部分がいっぱい。このパワーで来年1年がんばれる。」
「すごい瞬間を一緒に作れた、この場にいられたことに感謝」
「うたっていうものがこんなにパワーがあるんだってことを今まで知らなかった」
「ミュージシャンは身勝手で共同作業をすることは苦手だけど
 やればひとつのことができるということを教えてもらった」

音楽の力
つながることでできること
そんなことを感じた一瞬

アーティストとしての職人的な個が際立つありかたから、もっと開かれつながることで、さらに大きな力を生み出す可能性を感じた一瞬。

いいな

規模は全く違うけど、Mystyle@こだいらでも、こんな感動を伝えて、関わる方たちのそれぞれの一歩を生む出す場をつくりたい!と、見ていた私もパワーをもらいました。

ありがとうございました。

おちて楽しいアリジゴク♪

2009.12.26 Sat

今年後半は、なぜか「竹内アリジゴク」というフレーズがよく聞かれるようになりました。

アリジゴク…なんだかこわいですよね^^;。

ことの発端は、事務局の多田が新人時代に言い始めたことですが、思い起こせば、数年前、某S理事が同じ台詞を言っていたことを思い出しました。
そういう意味では年季の入ったスタイル(?)であり、それが今年「見える化」「言語化」したといっても良いかもしれません。

気づくと、あちらこちらで、アリジゴク呼ばわりされており、それがMystyle@こだいらの特長、個性のようにもとらえられており(というか、竹内個人のことかもですが^^;)

そうなのか!
私ってアリジゴクなんだ。
といまさらながらに自覚しているわけです。

ちなみにアリジゴクの提唱者の多田は、その後反省し(?)、「キュートな代表竹内」というフレーズも広めようとしましたが、こちらはまったく広まってません
(なぜ?!)

さて、では、なにがアリジゴクかというと…
まわりの方たちのいうところでは

・いつのまにか巻き込まれている
・気づくと仲間にされている
・なかなか抜け出せない

というあたりのようです^^;

実際、おそらくアリジゴクを最初に提唱した某S理事は、その後、なんどか足抜けしようとしながら、直近では「必ず飲み会付き理事会」という今年度からの方針(?)に負けて、理事を続けてくださっています

ただし、このアリジゴクは、入場制限もあり、おちるとなんだか「楽しい♪」という特典もあるはずだ!と自覚しつつも反論したい私です。

昨日、ある人と次年度事業について作戦会議をしている中で、コーディネーターの役割って「そそのかし、けしかける」ってことだよね!
というお話が出て、意気投合しました。

まず目指す目的・ゴールがあり
その価値を広めて
その価値に気づいた方たちに自発的な活動への一歩を踏み出していただく

そのきっかけづくりやマッチングがコーディネーターの役割だとすれば、それはまさしく良い意味においての
「そそのかし、けしかけ」だと思うのです。

そして、アリジゴクは、そういうことを成立させるためのプラットフォームと言えなくもない、と思います。

ということで、今年ももうまもなく終わりますが、今年アリジゴクにおちて下さった皆さま、来年もよろしくお願いいたします。

そして、まだ出会っていないあらたなアリジゴク仲間の皆さま
出会いを楽しみに待っていてください。

この出会うということについては、次の記事にまた書きたいことがあります。
たぶん、今年中にはかけると思います(^^)

外圧大掃除

2009.12.20 Sun

このところ我が家でひんしゅくなのが、私の本と書類…

自分の部屋に収まりきれず、リビングにもあふれ、さらに増殖の一途で、歩くと本につまずく…という危険な状態に。

ついつい気に入った本を見つけると買ってしまう。
買って手元に置くと、なんだか安心して読んでない本もどんどん増えていく。

そんなペースを崩してないのに
今年はなんだかめいっぱい忙しくて、お片づけもできないまま。

ただし、この傾向は私だけではなく、家族全員にみられることなので、それぞれの部屋からあふれた本がリビングを侵食するのも時間の問題。
そういうことでは、私がリビング一番乗りです!(自慢?)

そんな我が家ですが、11月後半から毎週土曜は、まったなしにお掃除しなくてはいけない外圧が続いています。

ルーター交換(私の部屋)→本は洗面所にとりあえず
換気扇の点検(お風呂場)→本はリビングに移動
チューナーの交換(リビング)本は私の部屋に戻る…という無限ループに。

さすがに、これではいけないと、思い切って書類や雑誌類は処分しました。
さらに本も泣く泣く整理しようと決意しました。

あぁ、どの子を里子に出せばよいかしら…
どの子もかわいい。
悩みます…

理事会×ワークショップ×忘年会

2009.12.12 Sat

その1


昨日は理事会。

Mystyle@こだいらの理事会は昨年度までは毎月。
今年度からは節目ごとに年4回。

ということで、8月の理事会から約4ヶ月ぶりの理事会が開かれました。

4ヶ月も間があくと、報告事項だけでもてんこもり。
それだけに時間を使うのは「もったいない」ので、事前に報告書をとりまとめて送付。
理事は前もって目を通し、当日は補足・質疑応答のみということを徹底しています。

今回の理事会の目玉は、協議事項をワークショップ形式で行うということ。

なぜかというと…

Mystyle@こだいらの理事会はなんだかテンションが高く、というよりも高すぎて!(こんな感じ
それはそれでよいのですが、終わると虚脱状態。

まぁ、たぶんに身から出たさびっていう感じではありますが^^;、できれば、もっと互いの意見交換や合意形成がスムーズに行われ、終わると虚脱状態ではなくて元気もりもり状態にしたいなぁと思って。

それならば、せっかくメンバーにワークショップ、ファシリテートの達人がいるのだから、今回から協議はワークショップ方式で!ということで実行にいたった次第です。

理事には事前に予告し、
皆さん、「なにやらされるんだろう…」って戦々恐々でしたが、結果としては大成功。

今回の理事会は具体的になにかを決定するための協議というよりも、立ち上げ3年を終えて、次のステップに進むに当たって、ふりかえり、今後の方向性を共有することを目的としていたので、つぎの3つのお題でワークショップを行いました。

・この3年間のふりかえり(良かったこと、悪かったこと、こうしたかったこと)
・私にとってのMystyle@こだいら
・これからのMystyle@こだいら、こうなってほしい

ここがゆらぐと、そもそもの活動が迷走するので、節目ごとにおさえておきたいポイントです。

結果として浮かび上がってきたことは、理事も事務局も「Mystyle@こだいら」のことをとても愛しているということ。
「育てがいのある子」だと思い、ライフワークとしてかかわり続けたいという気持ちを全員が持っていたということ。
「10年後もここにいたい」というコメントに「私も!」という賛同のコメントが次々と追加されました。
おお!ともに添い遂げようということですね!
それでは、おじじさま、おばばさまになっても、ぶいぶい言わせる私たちでいましょう(^^)

ワークショップは短い時間に濃いアウトプットを要求するものでしたが、皆さん、さくさくと作業を進め、数々のワークショップの現場を見てきた担当の岩嶋さん、百田さんも驚くパフォーマンスを発揮したのは「さすが」でした。

Mystyle@こだいらの特長として、個々のメンバーがまず自立しており「ピン」でも充分やっていける力を持ちながらも、ここに集うことでさらなる成果をつくることを目指しているという点があげられます。

なかには、自分にとってのMystyle@こだいらは「井の中の蛙ということを自覚させてくれる場」と答えた人もいて、それだけ切磋琢磨しながら、より高みを目指すチャレンジが可能な組織になっているということです。

また別の人は自分にとってのMystyle@こだいらは「面白劇場」と答え、それに対して他のメンバーが「そうそう!」という賛同の言葉を寄せましたが、別途「でもコスプレは勘弁して欲しい」「私も別のことで目立ちたい」という謎なコメントも寄せられました。
(…でも、まずはネコ耳からはじめませんか?←まだ、あきらめてません!)

そして私がかいた「これからのMystyle@こだいら」は
「最上の仕事の質を出す場」ということ。

これくらいでいい、ではなく、さらなる高みを目指しましょうね。
なので、いつも息があがっている状態は続くかもですが、(すっかり)大人になってそういう体験ってなかなかできないものだから、生涯成長を目指して、一緒に走ってください(^^)

さて、終了後は忘年会に突入。

時間制限なしの飲み放題のお店に繰り出して、忘年会から参加のメンバーも加わって、12月の冷たい雨の夜でありながら、熱い夜が更けていきました♪

ということで理事の篠原もさっそくブログに記事を書いてくれています。

今年も残りわずかですが、ぎりぎりまで、人と会う予定やら、会議やら、があり
さらに、もう待ったなしの資料整理もあり
この週末はやっぱり締切仕事をすることになっており

個人的には受験生の母で「はらはらどきどき」ですが、
こうなったら風邪を引かないようにせめて栄養のある食事と住環境をととのえるために家事を頑張ろうと思ったり

読みたい本もたくさんあって

なんだかいっぱいありますけど、「楽しい!」気分でいっぱいでもあります。
わ~~い♪

耳の奥からはじまる季節

2009.12.07 Mon

20091206恵比寿

秋から冬にかけて土日はCBやNPO、まちづくり関係のイベントが目白押しです。
からだが2つほしいなぁと思う日々ですが、この日曜を私は仕事から離れた自分の学びのために使いました。

直接仕事に関わることではないけれど、今の私に必要な場で一日を過ごしたのです。
たくさんインプットされる日常から離れた非日常のなかで、内省する時間がほしかったからです。

情報が混沌と詰め込まれた頭の中は、そのままだと散らかった部屋のようなもの。
そこを豊かな認識の森に変え、熟成させるための時間でした。

こんな時間をとおして自分をメンテナンスするプロセスは、ひとつひとつの細胞のすみずみ、指の先まで思念がしみこむようなイメージ。

ここ数ヶ月走りとおしてきたので、今年は秋から冬への季節の変化に気づくことも忘れて過ぎていきましたが、気づくと12月。
クリスマスのイルミネーションと音楽がまちをつつみこんでいます。

季節をどういうことから感じるかは人それぞれだと思いますが
私は音から季節を感じることが多いのです。

風が葉をゆらす音
ミツバチのささやき
風鈴の音
遠雷…

そして今の季節だとクリスマスソング

この季節のクリスマスソングは、商店街育ちの私にとっては、幼い頃の幸せな記憶と重なります。
まちじゅうに音楽が流れ、高揚した大人たち。
きっと明日はいいことが待っているような予感。なにかに守られているような、不思議な感覚。

Mystyle@こだいらを立ち上げたばかりの頃、事務所でひとり深夜まで作業していたときにいつも聞いていたのもクリスマスソング。
見えない未来にどきどきしていた頃の記憶もよみがえります。

耳の奥からはじまる季節
そのなかでもとくに好きな季節が今です。