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資産の循環を阻むもの

2009.05.26 Tue

第一生命経済研究所が、2005年7月5日にまとめたレポートによると、04年度末の個人金融資産約1400兆円の所有は団塊世代を含む50歳以上が8割をもっているということです。

これだけを見ると、

資産を囲い込み消費しない高齢者。
結果として経済が停滞し、若い世代にお金が回らない。

という構図が見えます。

では、悪いのはお金を使わない高齢者なのか?
というと、そう言いきれないものがあります。

金融広報中央委員会のデータによると「老後の生活が非常に心配である」とする層は、平成5年には15%ほどだったものが、その後、年々増加し、平成20年に50%を超えています。

核家族化を通り越して、単身世帯がどんどん増加し
かつていざというときに支えあっていたコミュニティは崩壊し
年金には強い不信感。

平均寿命は延びても、安心して年を重ねていけない現実を前に、貯蓄に励む高齢者が多いのは当然の流れです。

そう考えると、CBによる地域のセーフティネットをきめ細やかにつくることが、じつはもっとも確実な経済対策といっても良いのではと思います。

住んでいるまちで、安心して暮らせる適正価格の生活サービスがあれば、その安心感を背景にして、自然に消費が増えるだろうと思うからです。

こうした部分は、もはや政府には望めず
かといって一般企業では採算性が合わないため参入は期待できないとしたら

民の力で、そこに暮らすからこそわかるニーズをとらえ、思いをこめたサービスを展開するCBが、小規模ながらもたくさん生まれる流れをぜひつくっていきたいと思います。

私も、そんなまちに住みたいですもの(^^)


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