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語り合うことからはじめよう 5.26小平住民投票

2013.05.22 Wed

久しぶりの更新です。
その間、目まぐるしくたくさんのことがあったのですが、久しぶりの記事は、その活動報告ではなく、マイスタイルのことでもないですが、大切なこと。

まずは、この記事をご覧ください。

朝日新聞記事
http://www.asahi.com/eco/articles/TKY201305160091.html?fb_action_ids=465110256902928&fb_action_types=og.recommends&fb_source=other_multiline&action_object_map=%5B337734073019874%5D&action_type_map=%5B%22og.recommends%22%5D&action_ref_map=%5B%5D

昨年の夏の玉川上水の動画をつなげてみました。
この近くの500本近い木々がなくなるかもしれません。一度、現場に足を運んで見てください。幅36m道路の想像以上の大きさ。
私は、いま、目の前にある風景の喪失感に声を失いました。



13年前、遠く四国から小平に越してきたのは、高校時代に読んだ国木田独歩の「武蔵野」に憧れたからでした。
そして、その憧れは現実のものとなり、どれほどたくさんの癒しを与えてもらったことか。

当時、小学校と保育園だった子どもたちは、この近くの学校に通い、武蔵野の自然にいだかれて大きくなりました。
いま、その子たちは、誰に言われるのでもなく、それぞれが、FBで、Twitterで、5・26のことを応援しています。

いろいろな関係性に囲まれて、自分の声を閉じ込めるのは、親としても一人の人としてもはずかしい。
わたしも本当の気持ちを表現します。

26日は、賛成でも反対でも、小平市民としての意見を伝える住民投票の日です。

賛成でも反対でも、まずは語り合うことを大切にしませんか?
対立ではなく、同じまちに暮らし、同じまちの未来に生きる仲間として、心を開き、話し合えるまち小平にしていきましょう。
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つかのま なつやすみ

2011.08.14 Sun



まとまったお休みがとれない今年の夏。
遠出はしないで、近くでリフレッシュしています。

自宅から車で30分ほどの緑に囲まれたホテルで、なにをするでもなく、ただ、ゆっくりとした時間を過ごしています。
明るい陽ざしのさしこむスパは、貸し切り状態でした。
目を閉じて、お湯に身を任せていると、じわ~~っと細胞のひとつひとつが癒されていくようでした。

ホテルの近くのショッピングモールは、お盆でかえって人出が少ない。
ゆっくり散策したり、映画を見たり。

ジブリの新作「コクリコ坂から」を観ました。
昭和30年代の横浜が舞台。
当時の高校生たちの、暮らしのひとこまを、丁寧に描いています。

多くの人が、これから始まる未来に希望をもっていた頃。
戦争で一度失った暮らしを、新しく再建しようという気概を持っていた頃。
生きることを真剣に考えることに照れもなく、まぶしいくらいにまっすぐの時代。
「3丁目の夕日」もそうですが、昭和のあの頃を、せつないくらいにまぶしく感じるのはなぜでしょうね。

ふと、中学の頃のある日のことを思い出しました。
叔母の高校の友人たちとの写真を見て
「なんて、くもりのない表情をした人たちなんだろう」と、まぶしく思ったのです。

ちょうど、この映画の主人公と同世代の叔母でした。

だけど、この映画は、ただ昔を懐かしむものではない、と思いました。
忘れてしまっていたけど、とても大切なことを、もういちど、取り戻そうと思う力を与えてくれる、そんな映画だと思いました。

映画に描かれていた、人を好きになること
すれ違うだけでも幸せに思う、ピュアな気持ち
未来を信じて、今を一生懸命生きること

いまは、なりゆきにまかせたお手軽な恋が増えているような気がするけど
未来を信じるには、あまりにも閉塞感があるけれど

だけど、信じてみたいな
人ってすてきだな

そんな風に思える映画でした。

宮崎吾朗監督
ゲド戦記から、飛躍しましたね。

これからの作品が、楽しみです。


静かな時間

2011.05.01 Sun

名称未設定 1

GWは暦どおりなのですが、前半のGWをゆっくり静かに過ごしています。
日頃が怒涛のような毎日なので、オフは、気付くとゆっくり過ごすというバランスが、ここ数年、続いています。

写真は、小平の周囲をぐるっと21キロにわたって続く緑道、通称グリーンロードです。

武蔵野の大地で長い年月をかけて育った大樹のトンネルが続く道です。
車は通らない、歩行者と自転車のための道。

いつもは、自転車で走ることが多いのですが、昨日は、遠路はるばる遊びに来てくれた女友達と、問わず語りで対話しながら、ゆっくり歩きました。

鳥のさえずり
頬をなでながら、ときに高くのびやかにふく風
緑がさやさやとささやく音

遠くどこかに出かけなくても、からだの隅々まで潤う、しみとおってくる、自然の息吹。

ところどころに点在するカフェで野菜たっぷりのランチをいただいたり、手作りケーキでお茶をしたり。
店内に流れる大きなオルゴールの仕掛けにみとれたり。
なにより、心かよう人たちと対話しながら笑ったり、ときに深く思索したり。

静かな時間
贅沢な時間

ちょうど一年前の今日、5月1日にはじめてAOHのイベントに参加しました。
そこで出会った価値観や、そこで出会った人たちとのつながりは、ソーシャルキャピタルカフェとして結実し、さらに次の果実が育ちつつあります。

そのAOHで語られたこと

『スローダウンすること…瞑想したり林の中を散歩したり、静かに座って心に耳を傾けること。それにより、“自分の地面”を再確認するのだ。仲間とともに過ごすことと、一人で静かに過ごすことという「両輪」があってこそ、私たちは地に足をつけた歩みができる。』

GWあけに待っている、ふたたびの怒涛の展開にそなえて、GWは静かにスローダウンして過ごします。
「自分の地面」を再確認するために。

さらば八月のうた 青春が終わる日

2010.10.30 Sat



東京は台風がひたひたと近づいて、気圧がどんどん下がっています。

高校生まで四国で過ごした私にとっては、台風は年中行事のようでしたが、台風がが来るまえの、奇妙な高揚感と不安な気持ちがないまぜになるこの瞬間は、戦闘状態でありながらもさなぎの殻に閉じこもりたくなるような矛盾した独得の精神状態になります。

そんな日に、私たちは、今月からスタートしたコミュニティビジネス起業講座の受講生さんたちとの交流会を企画していました。

気が気でないお天気。

台風の状況を確認するために、このところめったに見ないTVのスイッチを入れてBSのニュース番組を表示したら、画面の片隅に小さく映ったドキュメンタリー番組。

なんの気なしに眺めるうちに、いつしかぐいぐいと、その世界に引き込まれてしまいました。
NHK「さらば八月のうた 青春が終わる日」の再放送でした。

ああ、ときに、こうして人生って、おもいがけずギフトを贈ってよこすのだな…と、窓を打つ強い雨音をBGMに心が揺さぶられる1時間半を過ごしました。

学生演劇サークルから旗揚げされた劇団の26年に終止符を打つ最終公演の日々を追ったドキュメンタリー。

20代前半だった旗揚げ時の劇団員は50代を迎えます。
食えない中、アルバイトをしながら生計を立て、芝居に打ち込んだ26年間。

袂を分かち、普通の暮らし、家族を持つ幸せを選ぶ仲間
劇団に残り、不安定な暮らしと引き換えに、情熱を傾ける場を選んだ仲間

それぞれの人生の越し方が、学生時代の映像と今を対比しながら浮かび上がります。
やげてそれは、最終公演の内容ともオーバーラップしながら、さながら劇中劇を見ているような感もありました。

重厚でいて軽やかで、温かく哀しい、複雑な感情を短い時間に味会う、極上の魂のごちそうのような番組。

どの道を選んだとしても、やりきったよねと言い切れる生きかたができた人は幸せです。
それは、マラソンを走りきった後の満足感にも似てるかもしれません。

泣いたり笑ったり怒ったり
でも人生ってすてたもんじゃないよね

そんな風に思えるドキュメンタリーでした。

で、自分を振り返ってみたとき
いま、まだ、青春だなって思いました。

ふつうに青春と呼べる時期に、ちゃんと青春してこなかった私は、遅れて今、もう一度やり直しています。
まだ、まだ、やりきっていないので
やりきったといえるまで、走り続けるんだろうと思います。

そういえば、60代後半のNPOの先輩が言っていました。

ふつうのおじさんは過去を語る
ただならぬおじさんは未来を夢見る

見えない未来はいつも不安だ。
それは青春時代と同じ気持ちだ。

そんな見えない未来にドキドキし続けるおじさんでいたいんだよ。



…ほんと、そうですね(^^)

チーム会計

2010.10.18 Mon

大学生の長男が学内のロボコンで盛り上がっています。

4人一組でチームになってロボット作りをするらしいけど、長男のチームは4人ともサークルの会計係だったことから「チーム会計」というチーム名になったらしいです。
4人のとりあつかう部費の総計は一千万を超えるらしいから、あなどれません。

そういえば、簿記の本もせっせと読んでいました。
ぜひ、会計もわかる理系に育っててほしいものです。

チームには突出したメンバーはいないけど、粒がそろっているので総合力で勝負だと言ってました^^;

いまだに学内では、ポケモンがはやっているらしいです。
そういうことも見越して、最近のポケモンは子どもから大人まで楽しめる仕様になっているらしいです。
ちょうど長男の世代は幼稚園から小学校にかけてミニ四駆がはやっていて、メンバーの中には今でもミニ四駆マニア現役ばりばりの人もいるらしいです。

「この部品がほしいんだけど」というと
「あ、それはタミヤの○○の××の△△だから、値段はね…」というように、人間部品カタログとしてたいへん役立ってくれているらしいです。

と「らしい」の羅列はなぜかというと、今夜の夕食は子どもたちと3人で外食だったから。
そこでたっぷり情報を収集したばかりだから。(ちなみに夫は飲み)

こういうオタク話は大好きです。
いま、彼がこの世界にはいるきっかけは、過去、ゲーマーだった私のせい、とも言えますが^^;
今となっては、感謝してほしいものです!

ちなみに大学祭関連イベントで、こういうこともやるらしいです。

講演はとくにおすすめです。
よろしければぜひ。

以下、届いたご案内文です。

【科学技術立国日本を考える会】講演・展示のお知らせ

科学技術立国日本を考える会は、東工大のOBと学生を中心とした、日本の科学技術発展を目的とする任意団体です。
今年4月には東工大出身の国会議員3名をお呼びしたシンポジウムを開催いたしております。

▽シンポジウム「科学技術立国日本を考える」
http://www.project-st.org/act/symposium/

さて、この度私たちは10/23(土)、24(日)に
東工大大岡山キャンパスにて開催される大学祭(工大祭)にて「技術立国日本の窮地を救え!!」と称しまして、下記のように講演・企画の展示を行ないます。

◆日時
平成22年10月23日(土)、24日(日)
展示…10:00~17:00※講演中を除く
講演…24日15:00~16:00

◆場所
東京工業大学大岡山キャンパス西5号館541講義室
(東急目黒線大岡山駅から正門まで徒歩約1分、会場まで約8分)

※下記URLから概要をご覧いただけます。
http://www.project-st.org/act/koudaisai2010/

内容は現在の日本の科学技術分野について現状をまとめた展示、現在日本のWEB会議市場で3年連続シェア1位を誇る株式会社ブイキューブの間下直晃さんによる講演となっております。

既にご予定があられる方もいらっしゃるとは思いますが、今後の日本を支える科学技術について知るよい機会となるよう準備を進めて参りました。

当日は大学祭であるため、他にも楽しい企画が目白押しとなっております。
是非ともご家族やご友人をお誘い合わせの上、ご来場くださいませ。