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ハッピーマザー

2016.10.05 Wed

⑤女性ネットワークに参加しスキルを磨く(2001年)

ここ10日ほどで、ふたつのまちの、ママの次の一歩を応援するセミナーを担当しました。
そして、地元では、まさに、連日、ママの自分らしい働き方を応援するプロジェクトに全力投球です。

見えない未来に、期待と不安をかかえながら、瞳をキラキラ輝かせているママたちに出会う日々です。
それは、まさにかつての私です。

13年間、アルバイトすらしたことがない私が、自分の足で一歩踏み出したのは、2000年のことでした。
それは、それまで10回以上転勤を続けていた私が、小平に居を定めた時期でもありました。

当時は、PCの世界に目覚めて、ネットの中で自分を活かしていくことを模索する母親たちが大量に生まれていました。
その結果、ネット上で、多くのママコミュニティが生まれ、何かワクワクする流れを感じて、ママたちが参入していました。

おずおずと、久しぶりに大海原の社会に漕ぎだそうとする私もその一人でした。
覚えたばかりのPCに、ひやひやしながら、ネットの世界を探検しました。
雨後のタケノコのように生まれているママコミュニティの中で、いちばんしっくりしたのが「ハッピーマザーネットワーク」でした。
※今は、活動は終了しています。

理由は

(1)目先の損得だけで動くのではなく、自分の力で社会に貢献したいという志を持つママたちが多いと感じた。
(2)メーリングリストのやりとりがあたたかい(他のママコミュニティでは、当時はしりのテレワーク=SOHOに参入した先輩ママによる新人ママいじめ的なやりとりもありました)
(3)勇気を出して発言した人に、ちゃんと反応する人たちでもありました。
(4)メーリングリスト上でいざこざがない。いざこざを起こすことは、むしろみっともないという文化。人を巻き込まず、自力で解決する努力。
(5)誰かや世間や環境のせいにしない、潔さがある
(6)人の悪口を言う人がいない。そんなエネルギーがあるのなら、もっと価値あるものに投入していた。

そこで出会ったママたちは、自分の足で未来を切り開き、互いに応援しあい、羽ばたいていきました。
15年経って、かつてのハッピーマザーたちがFBで再会しました。

あの頃の夢を具現化し、あの頃のまま、今も夢を追いかけている姿で再会しました。

ハッピーマザーネットワークの空気は、ひな鳥みたいな私をあたたかく育んでくれました。

以来、ハッピーマザーネットワークで経験した(1)~(6)が私のコミュニティにおける軸になりました。
それは、これからも変わりません。
今、始まろうとしているプロジェクトでも、その価値観を大切にしていきます。

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エリア超えて結ぶ人、つなぐ音楽

2016.10.02 Sun

週末は、愛知県西尾市への旅でした。

昨年度、中企庁のふるさとプロデューサー研修受け入れ団体だったマイスタイルに集った7名の研修生さんたちは、ふるさとプロデューサー一期生として、今、全国で活躍しています。

そのお一人、西尾市職員の村田さんが、若手職員さんたちの自主勉強会を企画し、講師として呼んでくださいました。

この研修には、たましんの長島さんも同行してくださいました。
月末のお忙しい中、ありがとうございました。
事務局の鴨志田もご一緒した道中は、最高に楽しかったです。

庁内で前例のないゼロ1の企画を実現するまでには、多くのハードルがあったと思いますが、当日は、活気のあるわきあいあいとした場でした。
終了後の懇親会では、村田さんのこの指とまれに集ったチームの皆さんが、今後に向けた想いを熱く語っていらっしゃいました。

研修を担当した立場として、1年後、こんな光景を見ることができることは、これほどうれしいことはありません。

西尾市では、講習中、先日の10周年イベントのオープニングに流した動画を紹介したのですが、そのBGMは小平市役所の市川さんがプレゼントしてくださった曲だったのです。
音楽をプレゼントしてくださった方として、市川さんのことも紹介しましたが、小平市職員さんの曲が、他の市役所の研修で流れるというのは、なかなか感動的でもありました。

そして、帰宅後、PCを開くと、なんと!シンクロしたように市川さんが、マイスタイル10周年について、ブログに書いてくださっていました。
→ http://kanaderumap.blog.fc2.com/blog-entry-92.html

エリアを超えて、想いが重なることで人は結ばれます。
そして、音楽は、それらを一瞬でつないでしまいます。

幸せなうれしい週末でした。
なにもかも、ありがとうございました。

私の応援歌

2016.09.26 Mon

マイスタイルを立ち上げたころは、
ゼロ1のハードさはもちろん、自身のけっこう深刻な病気や、両親の介護や、幼なかった子どもたちの子育てや
、いろんなことに向き合いながらの日々でした。

大変だったことは間違いないのですが、どんな風に大変だったかは、細かなことは思い出せません。

最初は小さなワンルームマンションの事務所からのスタートでした。
まだ、ほぼ私一人で切り盛りしていたので、一人事務所で黙々と作業していました。

ちょうどクリスマスに向かう季節で、いつも事務所にはクリスマスソングが流れていました。
だから、季節を問わず、クリスマスソングは私の応援歌。
くじけそうになってしまったときは、今でも流しています。

とくに好きなのは、この曲。
頑張る原動力は、愛する人たちのため。そんなことを思い出させてくれます。
ささくれ立ちそうな気持を、優しさで包んでくれる曲です。

結界は表現

2016.06.02 Thu

私は、ときどき、結界師ですと自己紹介することがありますが、
それは、自分をどう表現するか、ということなのだと思います。

たとえば、お金の匂いがすると、それが好きな人が集まります。

マイスタイルは、事業理念や事業メニュー、そして竹内という個人キャラも、ウェブの雰囲気も、どれを取っても、お金の匂いはしませんから、まず「お金」が軸の人は来ないのです。
もちろんお金は大切ですが、それが強すぎる人とは、互いに幸せな出会いにはならないと考えています。

加えて、ちょっと「不思議」なことをするので(BARハタラボとか^^;)、保守的な人も来ません。

だけど、「暮らすまちで、仕事をつくる」というキャッチコピーから、そうしたことに関心のある人が来ます。

「夢とそろばん創業塾」という、一歩違えばベタな名前の創業塾には「夢だけ」の人も、「そろばんだけ」の人も来ません。
両方が必要だと思う人が来ます。

結果として、それらが結界となり、つながりたい人たちによる、緩やかなコミュニティが誕生します。

つまりは、それが、マイスタイル流の結界です。

産みたい街ランキング

2016.01.29 Fri

昨日は、千葉の木更津市へ。
来月から4回連続の「子育て中の女性のための、これからの働き方ワークショップ」の打合せでした。

多くの街で人口減が進む中で、木更津市は年々、子育て世代の人口が増えています。

さらに、三井アウトレットモール、イオンモールをはじめとして、市内企業の子育て女性に対する雇用意欲が高い街で、人手不足に悩むという状況です。企業内託児所を完備したり、働く環境を整える企業も出てきています。
主婦から再就職して、今では、モールの店長として部下を10人ほどたばねる立場になっている人たちも出てきています。

ワークショップでは、マイスタイルらしく「夢とそろばん」でいきます。
前半、働くということについて、じっくり事例を知り、自分と向き合います。後半は、思いっきり現実的にそろばんを弾いていただきます。

という状況で、小平に戻って最寄り駅で目についたのは、SUUMOの情報誌の特集「産みたい街ランキング」!
多摩エリア・神奈川北西部32市のうちで、小平は7位でした。

ただし、指標の中に「雇用状況」は入っていませんでした。
これからは、こうした指標も重要になってくると思います。
そのときに、ランキングはどう変わっていくのかな?

ちなみに以下は東京区内の「産みたい街ランキング」です。
(それ以外のエリアは駅で情報誌を入手してください)
http://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/sumai_nyumon/data/umitai20160126/

根を張る自分の場所を、見つけることができた人は幸せ

2015.12.28 Mon

FBの「過去のこの日」昨日を愛用しています。
毎日、過去を振り返ることができることに感謝。

FBでは、毎日、なにかを書き記しているのですが、そのとき書いたことは、ほぼ忘れています。
なので、過去の自分から教えられることも。
3年前の今日は、こんなことを書いていました。

“ここに、根を張ろうと、自分の場所を見つけることができた人は幸せ。
種が芽吹いて細く根を張るのに、3年はかかるだろうと思います。でも、その段階はみずみずしいけど弱い。
そこから、育っていく。
人とのつながりから得る栄養は、太陽や水や大地の滋養のようなもの。
それを得て、花や実を還元していくように、自分にできることをかえしていく。
その営みには、時間が必要。
だから、自分が根を張る場所を見つけることができた人は幸せ。
今朝のTLをみていて、そう思いました。よい一日を。”

それに対して、徳島大学の吉田先生からいただいたコメントが深くて、いまさらながら、問いをもらった気分です。

“「根を「はる」と検索するとなぜか孟子の「孟」が出て意味深。
それはともかく、根を張るとは、根を下ろす(take root)、根を張り巡らせる(spread roots)、ふたつの意味がある。
一方、「根」は英語でroot。人の民族的・文化的・社会的な起源。
自分に潜む意識下のアイデンティティであり、根付かせるというよりはむしろ、自分を突き動かす何か。
いつも自分を悩ませることだ。
聖書で根を張るとは「実を成す」(bear fruit)こと。
この一年、幸せに暮らせた。感謝している。ふりかえって、どんな果物を実らせ皆と美味しく食べれたか。”

さあ。大掃除二日目。
我が家の一番の難物「本」に着手。
なかなかなコレクションではありますが、リビングを侵食する勢いにどれだけ歯止めがかけられるか。
心を鬼にして!

子育て応援ソング「Hug」が誕生しました

2015.12.26 Sat



小平で、子育て支援の活動を力強く展開している「こだはぐ」さんのテーマソングPV「Hug」がYOUTUBEに公開されました。

先日のお披露目会で、ちょっと早く視聴することができましたが、音楽が流れて、ママと赤ちゃんたちの姿がうつっただけで、涙ぐんでしまいました。

こだはぐの代表の橋本さんと出会ったのは、マイスタイルが生まれる前。
もう12年も前の頃です。
私は、マイスタイルの夢を描いていた頃。橋本さんは、子育てサークルの代表でした。

その数年後、再びばったり出会ったのは、一橋学園駅周辺のおまつりの人込みで。
ちょうど、ハタラボオープンが間近だったので、こけら落とし講座の「CB起業講座」にお誘いしたのでした。

やがて、オープン間もないハタラボで講座がスタートし、橋本さんはじめ、のちにこだはぐ結成メンバーとなる方たちの出会いがありました。
講座最終回のプレゼンの時に「こだはぐ」構想が発表され、その日を、こだはぐのお誕生日に定めてくれたことは、とてもうれしいことでした。

長い間、ずっと、変わらず、子育て中のお母さんをサポートしたいという思いを温め続けたひとがいて、やがて、その思いにこたえるように、たくさんの出会いがあって、10年以上の時をきざんで、こんな風に形となっていく。

その歩みを見つめ続けてこられたことは、マイスタイルの竹内だからではなく、ひとりの、同じように、孤独な子育ての中で、もがいてきた母親として、女性として、とてもうれしいです。

マイスタイルも、長く続けていく中では、いろいろなことがあって、うれしいことも、つらいこともありますけど、前向いて歩いていこう、そんな元気と勇気をもらえるPVです。

BARリーサス!

2015.11.27 Fri



おはようございます。
昨夜はBARリーサス第一夜でした。
日替わりマスターのおもてなしで、三夜にわたって開店するBARリーサス。
お一人目のマスターは、農業デザイナーの南部さんです。

ふらっとお立ち寄りくださいとお声がけしたところ、ほんとにふらっと多くの方がいらして、満員御礼となりました。

第一夜のテーマは、農業×リーサス。
マスター南部からは、隣接した小平・国分寺・小金井三市の農業のさまざまなデータをリーサスから導き出し、比較検討したことから見えてくる、それぞれのまちの農業の特色が、示されました。

これまで抱いていた印象と実態の違いに、会場からは、どよめきが!

我が街の農業の今後、このまま何もしなければ、あるいはこんなところに力を入れなくては、などなど、そこからどんどん考察が深まったり、ディスカッションされたり。
データを目の当たりにすることで、人は共通の土俵に上がって、より実践的な流れが始まることを実感しました。

テーマを絞ったことで、昨夜の参加の方たちは、農家さん、実家が農家で後継者としての進路選択に直面している人、地場野菜の販路開拓に従事している人、会社の新規事業で農業部門を担当している人など、それぞれが当事者であることから、いっそう対話が弾みました。

乾杯からスタートするBAR形式だったことも、短時間で打ち解け合うことにつながったと思います。

このあとに続く二夜も楽しみです。

次回は、12月10日(木)19時から。テーマは「リーサス×起業」です。
起業準備中のマイスタイル事務局でもある室さんがマスターとなって、来春の本格起業に向けて、リーサスから何を見出したかプレゼンします。
詳細は、こちらをご覧ください。
https://www.facebook.com/events/675548709247777/

女性の創業スタイル

2015.11.11 Wed

昨日は「女性のための創業セミナー」の4回目でした。

講座に参加する多くの方は、扶養の範囲内の、いわゆるプチ起業を当初は目指す方たちです。
でも、じっくり耳を傾けると、長期では扶養から抜けて、売り上げもあげて、夫のリタイア後は、副社長になってもらって、私が上司という野望!をもつ人も、結構いました☆

女性だからできる起業スタイルかもしれませんが、女性はどうしても、長い人生の中で、子育てや介護など、人生の軸足が仕事に全力投球できない時期が、男性に比べると、多くあります。
その間、焦らず力を蓄えて、タイミングが来たら、いつでも飛び立てるようにスタンバイしておくことだと思います。

ただ、プチ起業であっても、本格起業であっても、プロ意識は同じに持って臨むことが大切と伝えました。

大丈夫かな?と思うくらい強いボールをガンガン投げましたが、バシッと力強く受け止めてくれました。
12月の事業計画書作成セミナーにも、引き続き参加希望の方も多くて、これからが楽しみです。

事業を育むコミュニティ

2015.11.08 Sun

おはようございます。雨の日曜日。
昨日は、マイスタイルの10歳の誕生日に、たくさんのコメントありがとうございます。
少し時間をかけて、お返事したいと思います。

その記念すべき日を象徴するように、二つの出来事からくっきり浮かびあがったことは「コミュニティ」でした。

出来事の一つは、みのり村さんの収穫祭。
10年かけて、素晴らしいコミュニティが育っています。
そうしたことの源泉について、あらためて確認できました。

出来事の二つ目は「夢とそろばん創業塾CB編」でした。
受講生さんの一番の関心がコミュニティでした。
創業塾なのに、そこにしっかり時間をかけるのが、マイスタイルらしさです。

コミュニティは、自分の大切なリソースを提供しあう関係が成り立った時に生まれます。
そうしたコミュニティから、事業パートナーも顧客も生まれます。

では、どうすれば、そうしたコミュニティが生まれるか?
マイスタイルの経験から、そしてすぐれた事業の実践の型をとおして見えてきたポイントを伝えました。